高校の時からなんとなくわかっていましたが、彼女は連絡先をくれたとはいえメールが苦手なようで
こちらが少し長めの文を書いたり、いくつかの話題がでるとそれぞれの返信には手間がかかると思うのか、電話で一気に話すということもありました
この時もそれが突然やってきました
「まだ起きてますか?」と
私がOKして会話が始まりました
久しぶりの声!
安堵の息が漏れ聞こえるんじゃないかと心配なほどでした
学校の話や近況をきいて一安心、高校時代の話が出てきたりお互いTwitterをしていることなんかを話しました(なんとなく相互フォローとか話に出さず)
基本的に聞き役に回っていました
そんな中で出てきたアルバイトの話、業種はわかりませんが頑張っているみたいでした
高校の時とはわけが違います!学業と両立なんてむしろ応援したいところです!
…ところが次の言葉に私は胸を詰まらせました
「彼が同じ職場にいて―」
1人で部屋の中、目と口をを乾くほどに見開いて彼女の話を聞きました
加えて彼女が彼と働いていること知っているような体で話してきたことにも
この時の話はその彼に関することだったのですが、ノロケ話などするわけでもなく
愚痴というか、彼を怖がっているような印象の話…
思い切って言いました
「○○はその人と好きだから一緒にいるの?
離れたいのに離れたら何するかわからず怖いから一緒にいるように聞こえるんだけど」
余計なことを、数少ない連絡の機会を不意にするつもかとも思いましたが、
これは高校を卒業してからはじめての再会の時点で感じていたこと、
嫉妬心が混ざっていることが分かっていてもいつか言いたいと思っていたことだったんです